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「ラジオドラマ資源」整備の必要に迫られて急造しました．
用途は，比較的大きめのファイルから，
パターンにマッチした文字列を抽出するというものです．
grepだと，行全体が抽出されてしまうので，
別の要素も混在するし，なにより後の編集が厄介だから．

= mtchptn.def = by H_ear
#if 0
パターンにマッチした文字列を抽出
#endif
* mad for vz!
1 ^\ "" ?.
	(TC==WC)?{ &m(6) . }		;オープン可能か確認
	(vw)??{ &m("No VWX !") . }	;VWX常駐を確認
	&a("事前検索必須です．実行します") (r-1)?.	;確認
	mp[=2, RX[+,			;正規表現，検索モード
	Ei[-, Ej[-,			;インデント不可
;	ps[=pa,
	mb-,				;ブロックモード解除

	; ---- set pattern
	mx[+, #F &Cr mx],		;パターン設定
	(r|1+1)??>z			;[ESC]/[CR]

	; ---- open a file for output ----
	#R "nul" #m (s)?'y' #W		;出力先をオープン

 :l	; ---- main loop ----
	&m("[Shift]長押しで中断できます. $
	経過 ==>%10lu / %lu",wa..57,wa..58,wa..39,wa..40)
	#c				;カーソル位置以降が対象
	(r||ks&1)?>z			;[Shift]長押しで中断

	; ---- マッチした文字列を取得・出力
	cx-, ax=$E908, bx='VW', &i($2F)	;マッチした文字列長の取得
	#b cp+=cx, #k			;マッチした文字列を取得
	#W #i #m &d &s #W		;作業経過を見せる
	>l

 :z	; ---- exit ----
;	ps],
	Ej], Ei],
	RX], mp],
	#W
	&m("終了しました. Sort/Uniq を実施してください.")
	&d #] .
*

[Variables]
	ax bx cx
[Buffers]
	ps (初期設定では事前検索の履歴を使えるので自前バッファ等不使用)
	(pa	as ps) 初期無効
[History]
2022/08/26 0.10 テスト初版
[Notes]
処理対象は敢えてカーソル以降としたのは，そういうファイルだから．(謎)
途中経過が百分率表示でないのは，対象ファイルのサイズを明示したいため．


俳優さんの表記はネットで調べればかなり分かりますが，スタッフさんは
公式サイトやFM誌などに掲載されるだけなので，過去のものは調べ難い．
そのため手元のデータから抽出してデータベースを作る必要があります．

要素単位でカンマやピリオドの区切りさえあれば，
[^，．]+：演出
…のようなパターンにより，まとめて抽出できます．

めざらさん

　ほほう、文字（列）グレップ！　いいですね！

; ---- マッチした文字列を取得・出力
	cx-, ax=$E908, bx='VW', &i($2F)	;マッチした文字列長の取得
	#b cp+=cx, #k			;マッチした文字列を取得
	#W #i #m &d &s #W		;作業経過を見せる
	>l

　使う場面、あるかな？　コレクションさせていただきます。
　いただきます。m(__)m
　うん、こういうフィルター的マクロ、好き。直接編集されると（insfile.def的に）
うーん、別のツール使いたい、元のファイルに元のまま残っていて欲しい、とか
思うんですよねぇ。

　空打ちキャンセルとか、さすがです！

　手元の izgrep.doc の冒頭には、以下のようなメモが。
　外からもやれますね。

--------------------------------------------
izgrep -g -m "<[0-9]+>"
文字グレップは、izgrep -g -m "注、[0-9]+" 対象ファイルのように使う。
izgrep -g -m "^[0-9][0-9]? " 対象ファイルのように使う。
--------------------------------------------

　"注、[0-9]+" というのは、明らかに翻訳書用でしょう。
　しばらくやってないけど、何かでやれたよなぁ、と。


　たしかsedみたいな機能が入っていた異色のgrepだったような……。

--------------------------------------------
-n: line No./ No auto print
           ２つの意味を持つオプションである。
           （１）-s (sub/replace) が指定されている時
               デフォルト出力を抑制する。
               -n が無いときは、マッチしない行も出力するが
               -n の時は、マッチした行のみ出力する。

       sed "s/expr/str/g"    -> izgrep -sg expr str
       sed "s/expr/str/"     -> izgrep -s expr str
       sed -n "s/expr/str/p" -> izgrep -sn expr str
--------------------------------------------

　使ったことありませんが、これを思い出させてくれたことに感謝する日が
来るかもしれませんね。