Vz resources : workshop
2004-02-02T00:00:00+09:00
ファイル操作関連
ファイル名変換
日時ファイル名変換マクロ： dtname.def
用途
ファイル名をタイムスタンプに対応するファイル名に変換します。
デジタルカメラで撮影した画像など，固有のファイル名が必要でないファイル管理に適しています。また，書き換えの頻度が高い設定ファイル等のバックアップや，履歴保存にも使用できると思います。このほか，日時ファイル名で新規ファイルをオープンするためのdtnewf.defと，連番拡張子のファイルを連番ファイル名と新規拡張子で統一するext2name.defを同梱しています。
テキスト版スクリーンショット
特徴
- 複数のファイルを選択して実行できます。もしも日付・時刻のまったく同じファイルがあった場合は，先にマークした方が改名され，その他のファイルには何もしません。
- ファイルを選択していない場合は，ファイラーカーソル位置の１ファイルを対象に実行します。実行後に次のファイルに移動するかどうかは，オプション CURSOR で選択できます。
- 終了時に処理ファイル数と未処理ファイル数を表示します。
変換仕様
DTAのファイル作成日時を取得してファイル名を生成します。
変換規則は以下のとおりで，常に８文字になります。拡張子は変更しません。
dtname.defの変換規則
| 年２桁 | 00〜99 | 100での剰余でゼロパディングです。1980〜2079年まで対応。 |
| 月１桁 | 1〜9,A〜C | 16進数形式です。 |
| 日１桁 | 1〜9,A〜V | 16進数形式ですが，Vまで拡張します。 |
| 時１桁 | 0〜9,A〜N | 16進数形式ですが，Nまで拡張します。 |
| 分２桁 | 00〜59 | 原形のままですが，ゼロパディングです。 |
| 秒１桁 | 0〜9,A〜T | 16進数形式ですが，Tまで拡張します。 |
※DTAに格納された秒は偶数だけで記録されているので，秒の単位は１桁になります。
（例）
| 日 | 時 | 変換されたファイル名 |
|---|
| 1994/03/15 | 00:13:08 | 943F0134.ext |
| 2001/12/13 | 08:04:50 | 01CD804P.ext |
ダウンロード： dtname.lzh (7.8KB)
デコード
コンパイル
編集中のCソースをコンパイル： lcc.def
用途
編集中のCソースをコンパイルします。初期設定ではエル・エス・アイ ジャパン株式会社様によりフリーで公開されているLSI C-86 Ver. 3.30c試食版のコンパイルドライバであるlcc.exeを使用する設定になっています。
コンパイル直後にソースを標準入力として実行するマクロもおまけで付いています。Cプログラミング入門時期の，文字(列)操作演習に使用できます。
概要
超簡単マクロなので，ソースをそのまま示します。
= LCC.def v0.02 = by H_ear
* mad for vz!
1 "" ?. (mb || ne!='C')?. ;ブロックモード，拡張子c以外中止
#] (mr)>?{ >c >b } . ;修正済？
:b #S #m (s)?. ;セーブ必須
:c #E &?("LCC -v2 -j1 %s",wa+146) #m ;編集ファイルをコンパイル
.
;*
;= cexec = by H_ear
;コンパイル直後にソースを標準入力として実行
;ex. LCC c:\c\prj\test.c → c:\c\prj\test.exe < c:\c\prj\test.c
;* mad for vz!
2 @E "" (s-2)?.
"LCC" #e #< #f #l ;コマンド履歴を参照
#e " < " #u ;再度参照してリダイレクト記号付加
#< #f #H ;"LCC"を消去
(cd>$5A)?#23 ;upper word (for swap)
(-1){ #d (cd==' ')?{}} ;空白まで進めて
#h "exe" #> . ;"c" -> "exe"
*
v0.01 LCC.def
v0.02 cexec.def を同梱
- コンパイル前にセーブしておかなくても，自動的に保存します。
- ブロックモードであったり，拡張子が'C'でない場合は実行しません。
- LSI C-86 Ver. 3.30c試食版の所在
-
次のWebページ等から別途ダウンロードしてください。
エル・エス・アイ ジャパン株式会社: http://www.lsi-j.web.sh.cwidc.net/freesoft/index.html
Vector: http://www.vector.co.jp/soft/maker/lsi/se001169.html
ドライブ
２ギガバイトを超えるドライブの容量表示： dskspc2.def
用途
通常のDOSで取得できない２ギガバイトを超えるドライブ情報を取得します。
概要
従来のファンクションコール3600Hでドライブ情報を取得した場合，2ギガバイトを超えるドライブでは正しい結果を得ることはできません。セクタ数やクラスタ数などの結果が2バイトに納まらないからです。Windows 95 OSR2 以降では，拡張ファンクションコール7303Hを利用した2GBを超えるドライブ情報を取得することができます。この拡張ファンクションコールを利用して，VZから2ギガを超えるドライブ情報を取得し，全ディスク容量／使用中ディスク容量／未使用ディスク容量を表示します。
表示の単位はキロバイトになります。これは4ギガバイトを超えると32ビットでも表示できなくなるためで，仕様です。
ダウンロード： dskspc2.lzh (1KB)
ファイル分割
ニフティ会議室ログの月単位切り分け： monthLOG.def
用途
ログカッターで会議室ごとに切り分けられた集積ログを，さらに月単位に分割するマクロです。
概要
@niftyのログを会議室単位で切り分けて集積していくログカッターはいくつかありますが，日々肥大してゆき，そのままでは超巨大なファイルとなってバックアップも時間がかかるようになります。このマクロは，指定した時点以前を月単位に分割して集積ログを軽くすることができます。
切り出す月別ファイルは，収録年月に応じたファイル名とタイムスタンプを自動設定します。
ダウンロード： monthLOG.lzh (4.2KB)
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