編集のやり直し

作者： 上村　郁夫

【概要】 　テキストにまちがえて文字入力したり、リターンキーで改行をいれてしまったときなど、ソロバンのようにすべて御破算にして、元に戻したいことがあります。VZ.DEFに最初から入っている[ESC][U]（編集のやり直し）はそのためのマクロですが、カーソルはファイルの先頭に戻ってしまいますし、タブサイズ（オプションht）やテキストごとの画面幅（オプションwe）も初期化されてしまいます。 　UNDO.DEFを使えば、御破算にする前のカーソル位置、タブサイズ、画面幅を引き継いで、編集のやり直しができます。 【使用法】 　[ESC][U]を押してください。テキストが修正されている場合には「編集テキストを放棄しますか？ (Y/N)」と問い合わせます。 　鷲鼻は所持品ではない ┌───────────┐ ┌───────────┐ │ 編集中テキスト │ │ 編集中テキスト │ ├───────────┤ ├───────────┤ │〈ホームズの所持品〉 │ │〈ホームズの所持品〉 │ │鷲鼻 │ =======> │拡大鏡 │ │拡大鏡 │ [ESC][U] │鳥打帽（挿絵家の創作）│ │鳥打帽（挿絵家の創作）│ │このように、…… │ └───────────┘ └───────────┘ ↓ ↑ 破棄される ディスクの元ファイルをオープン 　※　VZ.DEFの「7 [ESC]U @U "U 編集のやり直し"」と差し替えてください。

(「Ｖｚマクロコレクション」所収)

download ======== undo.def by I.KAMIMURA ======== 【より完璧な編集のやり直し】 * M 7 [ESC]U @U "Undo Edit" ?. #] ; ステータスラインを再表示 (mr==1)? { &a(37) (r<1)?. } ; 修正フラグが立っていたら問い合わせ &s y=ky, (Dn)? n=ld, ? n=ln, ; 表示行番号／論理行番号 e=we, t=ht, ; 画面幅／タブカラム数を記憶 mr-, #L #P #m ; 同じファイル名でロードし直す we=e, ht=t, ; 画面幅／タブカラム数を復帰 &#J(n) ky=y, &d #] ; 破棄前の行番号へジャンプ * ======== End of undo.def ======== 【作者コメント】 「Ｖｚマクロ道場」や「Ｖｚマクロ博物館（別館）」で紹介したESC_U.DEFのより完璧版です。