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以前、こちらで、一般的ではない句読点の使い方をする方の話を出しました。
もう１０年以上前ですね。
最近、ちょっと引っかかりを覚えているのが、NHK。
データ放送で文字ニュースを読むことが多いんですがね。
これの読点の使い方が、非常に不満。
意味的な区切りということだけでいうと、そんなに不自然でもないのですよ。
ところが、これを声に出して読むと、非常に不自然なことがある。
常に、というわけでもありませんがね。
なんだろう、アナウンサーに出している原稿をそのまま流しているということは絶対にないだろうな、というくらいの不自然さ。逆に、NHKのアナウンサーは優秀だから、こんな不自然な原稿も自然に読めてしまうのだろうか、という妄想が発生してしまうくらい。
ただ、まぁ、私、おつむがユニコード的というか、句点が丸に見えて読点が点に見えれば、あとはそこそこ不問に付すというか。

さて、最近流れてきたニュース。
どこぞのお役所が、ある業界の句読点の慣例を変更するというような話。
今まで、横書き文書と縦書き文書で異なっていた読点の形状を統一するとか。
ま、来年以降なんでしょうけどね。
そういえば、かつて、ネット上に上げる文書は自分の属する業界のルールに準拠した句読点を使う、という書き込みを見たような気がする。だけど、検索しても、元の書き込みが見つからない。まぁいいか。
で、疑問なのは、そういった方は業界標準が変わった場合、はたして発言のスタイルを変えるのか否か。
私なら慣れ親しんだスタイルから変えることは難しいのですが、世の中の変化に追従するだけの柔軟さは重要だと思うので、もしかしたら変更する努力はするかもしれない。
別に、信念が問われる、というようなものでもありませんけどね。

あぁ、一体私はなにを書いているのだろうか。

あー，いろいろありますよね。
このところ目録的データ入力ばかりしている関係で，句読点の設定を「，．」にしているのですが，普通の文章を書くときも切り替えが面倒でそのままにしているケースがありますね。

横書きなので，基本「，。」なのですが，最近はうちの業界でもこの通達どおりに書いていると，「変わった句読点ですね」と言われることが多くなりました。

時代は変わりますね。
そっちのは，もしかして司法関係ですか？

> そっちのは，もしかして司法関係ですか？

司法関係も含めて、かもしれない。
ネタ元は共同通信らしいけど、あの会社から直接引用するのは難しいので、配信先の産経新聞の記事がこちら。
www.sankei.com/life/news/191118/lif1911180006-n1.html
つまり、官公庁という業界の表記ルールが変わるらしい。
すると、その業界に準拠されている方々はいかがなされるか。
今までの慣習と柔らかい頭の間で折り合いをつけることになるのでしょう。